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私たち建築士は、住宅は創るものと考えています。100人いれば100のスタイルがあります。一生に何度も建てられるものではない大切な財産を、人生の内一番長く時間を過ごす場所を、何度も打ち合わせを行いじっくり煮詰めて創っていく、これが本来の住宅建築の在り方と考えています。
100のスタイルがあるのと同様に住宅に対する考えも色々です。住宅メーカーと建築士の違いを次にあげますので、あなたのスタイルはどちらなのか考えてみてください。
工期:
住宅メーカーは打ち合わせ回数の制限、規格化された部材の使用などで短い時間で住宅が建ちますが、建築士に頼むと打ち合わせ時間もかかり、工事の工期もオーダーメイドのため、手間がかかり長くなる傾向があります。
選択:
始めのイメージを掴むのに、ほとんどの住宅メーカーはモデルハウスを持っているので自動車を買うように現物を見て選べます。建築士は簡単な模型を創りますが実際の仕上げなどのイメージは掴みにくいかもしれません。うち合わせで仕上げを選ぶときには、住宅メーカーも建築士もサンプルを見て決めます。住宅メーカーは自社の規格があって選べる種類が限られます。通常の物は揃っているので選ぶのに目移りせずに決められる反面、自分のイメージに合うものがなく不満を抱く場合もあるみたいです。
品質:
まず設計事務所が設計したときの工事の流れを説明します。基本的に建築までは行いませんので、設計図を元に建築する工務店を2〜3社程度に見積を出して金額面、施工面を勘案して選択します。設計事務所は設計図通りに造られているか監理をします。
品質について基本的に住宅は手作りなので工業製品である自動車までの品質を求めるのは酷だと思います。その上で住宅メーカーは比較的品質が揃っていますが、設計事務所は選んだ工務店の質に左右されます。それなので工務店の選考では金額面だけでなく施工面の考慮が重要になってくるわけです。
金額:
総額で考えると住宅メーカーの方が分があるかもしれません。なぜなら住宅メーカー独自の規格の中での建築なので、大量発注ができ部材単価が低く抑えられるからです。しかし住宅メーカーでも実際は見積書にはあがっていな設計費はかかってきますし、モデルハウスや営業の経費もかかっているわけですから、それほどの差が出るわけではありません。ちなみに当社の場合、設計・監理費としては構造にもよりますが、非木造で予定建築費の10%程度頂きます。坪50万円なら内5万円が設計・監理費というわけです。
簡単ではありますが、以上4点の違いをあげさせて頂きました。
建築を考えている方は参考にしてみてください。